我が家のネペンテスですが・・・
この左側の長いヤツがなんとも邪魔。
袋もついていないし、このまま放置しようかどうしようか迷っていたところ、こちらの本に書いてあった、ネペンテスを増やす方法を試してみようと思いました。
ネペンテスの増やし方
ネペンテスの増やし方は、3通りあります。
実生繁殖・用土挿し・水挿しです。
実生繁殖はそもそも種がないので無理、用土挿しか水挿しのどちらかとなりますが、私は面倒くさがりなので、より楽ちんな水挿しの方を選びました。
水挿しとは?
その名の通り、切り取った茎を切り花のように水に挿しておく方法です。そのまま放置しておくと、切り口から根が出てきます。
そして、根が出てきた段階で、用土に移し替える・・・という非常に簡単な方法です。
最初に必要なのは、ビンと水だけ!というのも気に入りました。
ネペンテスの水挿し 実践編
それでは、実際に私が試した方法をご紹介します。
準備するもの
茶色いガラス製のビン
です。
もうすでにお持ちの方は、そちらをお使いいただけばいいと思いますが、お持ちではない方!
茶色のガラスビンはありそうでありません!
最初、100均を探し回ったのですが、見つかりませんでした。
そこで考え付いたのが、ビールのビン!あれって茶色ですよね?
ということで、ビールのビンを探し始めたのですが・・・そもそも売られているビールは缶ばかりでした。
しかし、その代わりにこちらを見つけました!日本酒のビンです。
茎の切り方
では実際に茎を切ってみます。切り方に関しては、本に書いてあった内容にアレンジを加えています。
使うのは緑の部分だけです。
葉のない部分も不要です。
現在、葉が4枚付いていますので、これをさらに2等分します。
2等分するとき、気をつけることがあります。
写真の茎に丸い点があるのがわかると思います。発芽点と言うそうですが。新しい芽は、この点から出てきますので、この点をよけて茎を切ります。
さらに、葉も半分に切り、切り終わったら水を入れたビンに挿します。
この時にも、メネデールを使いました。
これで準備完了です。
あとは根が出るまでひたすら待ちます。午前中のみ日の当たる窓際に置いていました。
水挿しは成功したのか?
気になる結果ですが・・・
成功しました!
しかし!実は1回失敗しています。
なぜ失敗したかと言うと、カーテンを引いた時に、葉が引っかかってしまい、その時に根がポッキリと・・・
根がイイ感じで長く伸びてきていたのに、用土に植え替えをせず、そのまま放置したのがいけませんでしたね。
ただ、まだ葉が青々としていたので、祈るような気持ちで再度水挿しをしてみました。
その結果、本当にちょびっとだけですが、根が出て来ました!
前回のような失敗を繰り返さないよう、今回はさっさと植え替え、この度めでたく発芽しました!
まだ根が十分張っていないので、葉をひっかけないように注意します。
後記
ここまでお読みいただき、ありがとうございます。
改めてネペンテスの水挿しについてまとめてみます。
- 茶色のガラスビンを用意する。
- 水挿しに使用できるのは、緑の葉が残っている部分のみ。
- 葉がたくさんついている場合は、2枚ずつに切り分ける。
- 茎を切るときは、発芽点をよける。
- 水の蒸発を防ぐため、葉は半分に切る。
なかなか発芽しなくても、葉が枯れていないうちはまだ生きていますので、あきらめないでください。
コメント